平成31年3月17日の日曜日に、午後2時から泉野図書館の2Fレクチャールームで講演会が行われました。「加賀鳶の歴史と活動」と題しての講演会で、十一屋分団の松本分団長と北陸大学の長谷川孝徳教授が講師となりました。
最初の30分は松本分団長の講演です。はしごの演技者として、また、はしご製作者としての体験にもとづく話です。分団長の体験からの話にはすごく説得力がありました。その後、約1時間、長谷川先生の加賀鳶の歴史についての講演となりました。先生の豊富な知識で、あっという間の1時間の講演でした。
45名の定員に50名の聴講者で部屋はいっぱいでした。また、次から次と熱心な質問が相次ぎ、熱気のある素晴らしい講演会となりました。
この講演を聞いて、梯子のぼりの演技についての説明や加賀鳶の誇らしい歴史をもっと金沢の人たちに伝えていかねばいけないと思いました。私の隣に座っていた人は、私に「梯子のぼりを最初に行ったのが加賀鳶で、いわゆる加賀鳶は日本の梯子のぼりの元祖」ここをもっと、PRした方がいいと強調していました。
松本分団長の講演にはすごい説得力があり、素晴らしいものでした。そのため、たくさんの方に質問をしていただきました。松本さん、ご苦労様でした。